今年のフジ、個人的に一番のお目当ては レッチリでもストロークスでもなく、彼ら。 そう、NYのアンダーグラウンド番長、ソニック・ユースであります! 観たい観たいと思ってはいたのに、なかなか機会に恵まれず、 今回が初体験。超期待しておるわけです。 ストーンズの例をとるまでもなく、ふつう20年以上も同じバンドやってりゃあ やることもなくなってマンネリに陥るもんです。 が、しかし。 常に最新作が一番カッコイイ、という異常事態が起きるのが、ソニックスなのです。 先だって発売された最新作「ラザー・リップト」 このフレッシュさ、風通しの良さはなんなんだ? 特に2曲目、「インシネレイト」。 2本のギターが絡まり合い、螺旋を描いて上昇していくカタルシス。 久々にゾクっとする名曲に出会っちまいました。 一見、なんの変哲もないロックバンド。 ギター、ベース、ドラムスのみ。 でも、そんなシンプルなコンボから、信じられないくらい豊穣なサウンドが 生み出されるのです。 七色に変化するフィードバックノイズ。 決して熱を帯びないまま疾走するサウンド。 不協和音が快感に変わる瞬間。 学校ではこう教わりましたね。音楽というのは、 「メロディ」「リズム」「和音」でできていると。 でもそんな粗雑なパラメータで、音楽を微分することなんてできるわけがない。 ソニックスの音楽は、そんなふうに思わせてくれます。 「ロックンロールはアートだ」と、胸を張って言える音楽。 止まることを知らない音の探求者。 グリーンに降臨します。 できるならば、ぜひ皆さんご一緒に。
by ryu-fnkb
| 2006-07-14 22:39
| まえだ
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